インフルエンザはキスでうつる?感染確率と潜伏期の盲点を徹底解剖

インフルエンザはキスでうつる?感染確率と潜伏期の盲点を徹底解剖

インフルエンザはキスでうつる?感染確率と潜伏期の盲点を徹底解剖の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

症状が落ち着き、熱が下がると恋人同士の距離は自然と縮まりがちですが、ここに第二の落とし穴が潜んでいます。医療現場への取材で最も頻繁に寄せられる疑問の一つが、解熱後何日でキスできるかという時期の問題です。

平熱に戻ったとしても、体調の回復とウイルスの消失はイコールではありません。感染症法や学校保健安全法が定める出席停止期間の基準(「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」)が示す通り、治りかけのウイルス排出期間は解熱後も数日間にわたって継続します。熱が下がって爽快感を感じていても、上気道粘膜からは依然として他者を感染させるに足るウイルスが吐き出されているのです。

医学的に安全を期すのであれば、キスや濃厚な接触を再開する目安は「解熱した日を含めず丸2日以上が経過し、かつ発症から数えて最低6日目以降」とするのが鉄則です。さらに咳や鼻水が残存している場合は、その症状が完全に消失するまでマスクなしの至近距離接触を避ける配慮が求められます。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。