履歴書に書くべきスコアの基準は、応募者の立場(新卒か中途採用か)と志望する職種によって明確に分かれます。単刀直入に言えば、一般企業を志望する場合の最低ボーダーラインは600点です。国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が公表する公開テストの平均スコアが例年600点前後(約605〜615点)で推移しているため、600点未満の記載は「平均を下回る英語力」を自ら開示することと同義になってしまいます。
TOEIC新卒目安(2026年最新)の就職戦線では、日系大手企業のエントリーシートにおいてTOEIC履歴書600点を一定の基礎教養・学習継続力の証明として受け止めるケースが主流です。新卒採用はポテンシャル重視であるため、600点をクリアしていれば「入社後の研修次第で業務に対応できる素地がある」と好意的に解釈されます。
一方で、TOEIC転職評価基準はよりシビアです。即戦力が求められる中途採用では、600点台では「日常業務を英語でこなすには心もとない」と判定されるケースが珍しくありません。業務で英語を日常的に使用しない職種であれば600点でも問題視されませんが、英語力を自己PRの武器として加点対象に持ち込むなら700点以上、英語が絡む専門職であれば750点〜800点以上が実質的な最低ラインとなります。