登山アプリやSNS上で交わされるリアルな登山者の声を集約すると、ガイドブックには書かれていない生々しい現場の実態が見えてきます。
現場を訪れたハイカーのレビューで最も目立つのは、眺望のギャップに対する絶賛です。「写真で見るより権現山展望台からの富士山が大きく見えて息をのんだ」「浅間山から権現山に抜けた瞬間、一気に視界が開けるドラマチックな演出に鳥肌が立った」といった声が多く寄せられています。また、バードサンクチュアリが設置されている権現山周辺では、ヤマガラやシジュウカラといった野鳥が間近でさえずり、初夏の新緑から冬枯れの澄んだ青空まで、季節ごとの自然美に対する満足度は極めて高水準です。
一方で、弘法山登山初心者難易度を低く見積もりすぎたことによるトラブルの声も無視できません。登山コミュニティの書き込みでは次のような反省録が散見されます。
「街歩きのスニーカーで出かけたら、前日の雨で土が粘土状になっており、権現山からの下り階段で激しく滑って尻もちをついた」「浅間山へ直登する木段の連続が予想以上にキツく、普段運動していない同行者が序盤で息を切らしてしまった」というリアルな体験談です。標高差は200m程度とはいえ、平坦な遊歩道ではなく土の登山道や木製ステップが連続するため、最低限のグリップ力を持つトレッキングシューズや運動靴の選択が欠かせません。