事態が政界を巻き込む大問題へと発展した契機が、当時自民党の参議院議員だった片山さつき氏による徹底的な追及でした。片山氏は国会やメディアを通じて本件を厳しく問題視し、生活保護制度の構造的な欠陥や運用の甘さを厳しく批判。メディア各社も連日トップニュースで報じる事態となりました。
批判の高まりを受け、河本さんは2012年5月25日に単独で緊急謝罪会見を開きました。目に涙を浮かべながら深々と頭を下げ、「認識の甘さがあった。本当に申し訳ありませんでした」と陳謝。過去に母親が受給した保護費について、法的な返還義務がない期間も含めて福祉事務所と協議の上、全額返還する意向を表明しました。具体的な返還金額は公表されていないものの、受給期間の長さから数千万円規模に及んだと見られています。