鬼舞辻無惨が完全に死亡・消滅したのは、単行本第23巻収録の第200話「勝利の代償」です。夜明け前の死闘を描いた第199話「千年の夜明け」から第200話にかけて、無惨は巨大な赤子の肉塊へと姿を変えて地中へ逃亡を図るものの、鬼殺隊の捨て身の総攻撃と炭治郎の赫刀に阻まれ、ついに昇った太陽の光を浴びて灰へと帰りました。
ファンの間で長年議論されてきた「無惨を倒したのは誰か?」という問いに対して、公式の描写が示す明確な答えは「特定の英雄ではなく、数千人の鬼殺隊士と研究者たちの総力による勝利」です。直接とどめを刺したのは太陽光(紫外線)ですが、そこへ至る道筋には幾人もの決定的な貢献が存在します。
無惨を地上へ引きずり出し、夜明けまでの約1時間半を肉弾戦で繋ぎ止めた柱たち、身代わりとなって肉体を削られた一般隊士たち、そして何より無惨の細胞を内側から蝕み続けた珠世と胡蝶しのぶの研究成果がなければ、人類側に勝機は万に一つもありませんでした。