ファンの間でマリアちゃんの存在感が急浮上したのが、原作第95巻(File.3〜5)・アニメ第941話・第942話「マリアちゃんをさがせ!」です。このエピソードで彼女が無断欠席したことから、少年探偵団による大がかりな捜索が始まります。
彼女が学校を休んだ直接の理由は、事件や誘拐ではなく亡くなった祖母の家での閉じ込め事故でした。マリアちゃんは、生前に祖父母が遺してくれた「部屋の中に隠された宝物」を探すため、一人で祖母の家を訪れていました。祖父母が残した矢印のメモや暗号を辿るうちに、建物の老朽化と構造上のアクシデントによって部屋のドアが開かなくなり、閉じ込められていたというのが真相です。
少年探偵団は、彼女の母親からの相談や自宅のヒントを手がかりに祖母の家を特定し、無事にマリアちゃんを救出しました。日常の微笑ましいアクシデントとして決着したこのエピソードですが、なぜこれが「黒の組織のボス説」へと発展したのでしょうか。