子どもの日常的な行動がどの特性に起因しているかを整理するため、代表的な観察ポイントをまとめました。
【ADHD(多動・衝動性)が優位な場合の特徴】
・手足をソワソワと動かし、着席を維持することが極めて難しい
・順番を待つことが苦手で、他人の会話や作業に割り込んでしまう
・危険を予測せずに高い場所に登ったり、道路へ飛び出したりする
・興味のある対象には過集中するが、興味のない課題への切り替えが困難
【自閉スペクトラム症(ASD)が優位な場合の特徴】
・特定の道順や物の並べ方など、日常のルーティンに強いこだわりを示す
・予期せぬスケジュールの変更に強い不安やパニックを示す
・特定の音(掃除機やサイレンなど)や光、衣類の肌触りに対する感覚過敏がある
・視線を合わせにくく、相手の表情や意図を汲み取ったコミュニケーションが苦手
【両方が併発している場合の特徴】
・こだわりが強くマイルールを曲げない一方で、思いつきで衝動的な行動を取る
・騒音や人の多さにパニックを起こし、逃げ出すように走り回る
・一つのことに執着していたかと思えば、急に別の刺激へ突発的に興味を移す