鳥取市の人口構造を年齢別ピラミッドで確認すると、逆三角形(つぼ型)への移行が鮮明です。0〜14歳の「年少人口」が全体の約11〜12%程度まで縮小する一方、65歳以上の「老年人口」比率は30%を突破しています。
いわゆる団塊世代が後期高齢者(75歳以上)に達し、医療・介護需要がピークを迎える一方で、地域社会や経済活動を支える15〜64歳の「生産年齢人口」は急激に減少しています。この年代の不足は、地場企業の事業承継問題や路線バスをはじめとする公共交通網の維持困難、除雪や消防団といった地域防災機能の低下など、市民生活の足元に直接的な影響を及ぼし始めています。