ミッフィー顔文字を構成する最大のポイントは、なんといっても口元を表現する「バツ口」の記号です。市販のキーボードで「ばつ」と変換しても、画数が太い全角の「×」しか出てこず、「思ったような華奢で可愛い見た目にならない」と悩む方が後を絶ちません。実は、SNSで流通しているおしゃれなミッフィー顔文字には、世界共通の文字コード規格であるUnicode(ユニコード)の特殊記号が巧みに組み込まれています。
主に用いられている記号の正体と、それぞれのキーボードにおける出し方を整理しました。
1. 小文字のアルファベット「x」または半角「x」
最も手軽で文字化けの危険が一切ないのが、英字小文字の「x」です。(・x・) のように配置するだけで、バランスの良いすっきりとした表情が完成します。英語キーボードに切り替えて「x」を打つだけで完結するため、初心者にも最も推奨できる手法です。
2. 乗算記号・数学記号「×」「⨯」「˟」
よりキャラクターの丸みや繊細さを再現したい場合、特殊な数学記号や修飾文字が使われます。
- 全角「×」:日本語入力で「かける」「ばつ」と変換すると候補に現れます。やや主張が強いですが視認性は抜群です。
- 修飾文字「˟」(Unicode: U+02DF):通常の文字よりも上部に小さく配置される文字です。韓国風の( ˙˟˙ )のような「少しすました表情」を作る際に絶大な支持を得ています。
- ベクター乗算記号「⨉」(Unicode: U+2A09):中央に小さく収まるため、目と目のバランスが完璧に整います。
3. iPhone標準キーボードでの特殊記号入力・ユーザ辞書登録手順
iPhone単体でこれらの特殊文字を素早く呼び出すには、iOS標準の「ユーザ辞書」への登録が不可欠です。一度登録してしまえば、「みっふぃー」や「かお」と入力するだけで予測変換に一瞬で表示されます。
- 使いたいミッフィー顔文字を長押しして「コピー」する。
- iPhoneの「設定」アプリ >「一般」>「キーボード」>「ユーザ辞書」を開く。
- 画面右上の「+」アイコンをタップする。
- 「単語」の欄にコピーした顔文字をペーストし、「よみ」の欄に「みっふぃ」「うさぎ」「かお」などの呼び出し語句を入力して「保存」をタップ。
4. Simeji(しめじ)やサードパーティ製キーボードでの出し方
Z世代を中心に絶大なシェアを誇るキーボードアプリ「Simeji」では、標準のクラウド超変換機能の中に多数のミッフィー風顔文字がプリセットされています。「うさぎ」「ばつ」「みっふぃー」と入力するだけで、クラウド変換候補におしゃれなアスキーアートや特殊文字の組み合わせが自動表示されます。さらに、Simeji内の「みんなの辞書」機能を使えば、リアルタイムで流行している量産型デザインを直接キーボード上から選択可能です。