Q1:面木には木製とプラスチック製がありますが、どう使い分ければいいですか?
A1:一般住宅の基礎や一度きりの打設には、コストが安くノコギリで長さを自由に調整できる「木製面木」が多用されます。一方、複数回転用する型枠や、カーブを描く円形デザイン、吸水による変形を防ぎたい高精度な打ち放しコンクリートには、柔軟性があり表面が滑らかな「プラスチック製(発泡PVCなど)面木」や「アール面木」が適しています。
Q2:すでに固まってしまったコンクリートの角を丸く(R面)削ることは可能ですか?
A2:可能です。ディスクグラインダーにダイヤモンドカップサンダーを装着し、45度の面取り(C面)を作った後、角の上下をさらに30度・60度と多段階に削り落としてから、研磨用ダイヤモンドパッドで滑らかに撫でることで綺麗なR面を形成できます。ただし手作業のため、均一なR曲面を保つには高度な手元の安定性が求められます。
Q3:面取りコテを使う際、コンクリートが柔らかすぎるとどうなりますか?
A3:コンクリートが柔らかすぎる(水分が多い)段階で面取りコテを入れると、エッジが自重で潰れて垂れ下がり、コテの跡が深い段差として残ってしまいます。また、表面に骨材が露出してザラザラになる原因にもなります。表面の水が引き、指で軽く押して跡がつく程度まで待ってからコテを当ててください。
Q4:基礎コンクリートの角に面取りがされていない新築を見かけますが、手抜き工事ですか?
A4:一概に手抜きとは言えません。基礎天端(上面)は土台の木材が乗るため面取りをあえて行わない工法もあります。しかし、外周部の露出するコーナー部分については、脱型時の角欠け防止や基礎断熱材の密着性向上のため面木を入れるのが現在の標準的な優良施工です。気になる場合は、仕上げの化粧モルタル塗りの段階で面取り仕上げを施すことが可能です。