星野源のアルバムを語る上で欠かせないのが、初回限定盤に付随する映像特典やブックレットの規格外な充実度です。CD不況と呼ばれる時代にあっても、彼のフィジカル作品が驚異的なセールスを叩き出し続ける理由はここにあります。
特にファンから熱狂的な支持を集めるのが、星野源の友人(という設定)である謎の昭和歌謡スター「ニセ明」が登場するオリジナル映像企画や、豪華なスタジオライブ映像です。単なるメイキングやおまけの領域を遥かに超え、一本の独立したバラエティ番組・音楽映画として鑑賞できるほどのクオリティに仕上がっています。
また、シングル表題曲以外の「アルバム収録曲」にこそ、彼の真髄が隠されています。『YELLOW DANCER』収録の「Night Troop」や『POP VIRUS』の「Present」など、タイアップの制約を受けずに自身のフェイバリットなサウンドを追求した楽曲たちは、ライブでも定番のハイライトとして愛され続けています。