公園の南の玄関口として賑わうのが平城宮跡歴史公園 朱雀門ひろばです。堂々たる佇まいで迎えてくれる「朱雀門」のすぐそばには、観光交流施設や飲食施設が集約されており、散策のスタート地点として最適な構造になっています。
ひろば内でひときわ目を引くのが、原寸大で再現された平城宮跡 遣唐使船 乗船体験です。荒波を越えて大陸へ渡った当時の航海を彷彿とさせる鮮やかな船体は、実際に甲板へ上がって見学することができます。甲板から眺める朱雀門の景色は格別で、フォトスポットとしても絶大な人気を集めています。
さらに北側へ足を延ばすと、かつて天皇の即位や国家儀式が執り行われた中心施設、平城宮跡 第一次大極殿 見学が待っています。内部には復元された高御座(たかみくら)が鎮座し、東西南北の壁面には極彩色の四神・十二支が描かれており、当時の建築技術と美意識の粋を間近で鑑賞できます。周囲を遮るビルが一切ないため、古代の空がそのまま広がっているかのような開放感を味わえる点が最大の魅力です。