シーチング生地とは?オックス・ブロードとの違いと失敗ゼロの布選び術

シーチング生地とは?オックス・ブロードとの違いと失敗ゼロの布選び術

シーチング生地とは?オックス・ブロードとの違いと失敗ゼロの布選び術について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をご覧ください。

生地売り場で最も初心者を悩ませるのが、「シーチング」「ブロード」「オックス」という定番3種類の違いです。どれも同じ綿素材として並んでいるものの、糸の太さ(番手)や織り密度が異なるため、完成品の強度や見栄えに直結します。

まず、シーチングとブロードの違いは「糸の細さと密度の差」にあります。ブロードは40〜60番手といった細番手の糸を高密度に織り上げており、表面にわずかな光沢感となめらかな手触りがあります。シーチングに比べて繊細で、ワイシャツやブラウスなどに重宝される生地です。

一方、シーチングとオックスの違いは「厚みと耐久性」です。オックス(オックスフォード)はタテ糸・ヨコ糸を2本ずつ引き揃えて織る斜子織り(ななこおり)の一種で、生地にふっくらとした厚みと高い引き裂き強度があります。重い荷物を入れるレッスンバッグなどには、シーチング単体よりもオックスが圧倒的に向いています。

項目シーチングブロードオックスフォード織り組織・糸番手平織り(約20番手前後)高密度平織り(約40〜60番手)斜子織り(約20〜40番手を2本引き揃え)厚み・強度中薄手(日常摩擦には中程度)薄手〜中薄手(しなやか)中厚手(引き裂き・摩擦に強い)透け感の目安淡色は光にかざすと透ける密度はあるが薄手のため淡色はやや透ける淡色でも比較的透けにくい価格帯の目安(1m)約500円〜900円前後約600円〜1,200円前後約800円〜1,500円前後主な推奨用途巾着、裏地、仮縫い、パッチワークシャツ、ブラウス、ベビー服レッスンバッグ、上履き入れ、エプロン
高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。