平積みのダンボール以外にも、家庭から出るゴミには傘や突っ張り棒、剪定した庭木の枝、カーペットなど様々な形状が存在します。こうした特殊な形状に対しては、ロープワークに由来する別の結束技術を組み合わせるのが賢明です。
代表的な技術が巻き結びの活用法です。円柱状の物体を複数本束ねる際、巻き結びは対象物に対して紐を巻き付ける過程で自己の交差部に圧力をかけ、横滑りを強固に防止します。傘やスダレなどをまとめる際、最初に巻き結びで芯を作ってから全体をぐるぐる巻きにすることで、途中で1本だけ抜け落ちるトラブルを完全に防ぐことができます。
また、粗大ゴミや運搬中に紐の緩みを後から微調整したいケースでは、自在結びのやり方が威力を発揮します。輪の中に紐を2回巻き込み、少し離れた位置でもう1度外側に留めることで、結び目自体をスライドさせて紐のテンションを自由に変更できるようになります。キャンプのテント設営でペグと張り綱を固定する技術として知られていますが、家庭内でも布団の圧縮結束や長尺物の固定に応用可能です。