井端弘和監督の選手起用やゲームプランを紐解く上で、直近の国際大会である「プレミア12」の試合結果と検証プロセスは欠かせません。アジアのライバルや中南米のパワーヒッターたちと対峙した際、日本の強みである「緻密な継投策」と「機動力を絡めた状況判断」が再認識された一方で、国際球への適応力や終盤の長打力不足という現実的な課題も浮き彫りとなりました。
井端監督がメンバー選考において一貫して重視したのは、「名前やネームバリュー」ではなく「大会特有の球数制限・タイブレーク制で真価を発揮できる対応力」です。左右のマッチアップに過度に依存せず、打者のスイング軌道と投手の球質を見極めた大胆な継投、そして相手の隙を突く積極的な走塁意識の徹底。これこそが、指揮官が随所に散りばめた采配の真意といえます。