現在、国内の生花産業およびブライダル産業は大きな転換期を迎えている。一般社団法人日本花普及センターや公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)などの業界団体が牽引するのは、単なる華美な装飾から「パーソナルな物語の付加」へのシフトだ。
特に結婚式や記念日におけるギフトでは、「約束」をテーマにしたオーダーメイドブーケが圧倒的な支持を集めている。日持ちするドライフラワーとフレッシュな生花を組み合わせ、時間経過とともに変化を楽しむアレンジメントや、贈る相手との思い出の場所で咲いていた野花を取り入れたデザインなど、ストーリー性を重視した選択が主流となった。