丸型蛍光灯は2027年で買えなくなる?製造終了の真相とLed移行術

丸型蛍光灯は2027年で買えなくなる?製造終了の真相とLed移行術

丸型蛍光灯は2027年で買えなくなる?製造終了の真相とLed移行術の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

壁のスイッチを入れても照明がパッと点かない、あるいは端がチカチカと不快に点滅を繰り返す場合、その原因は蛍光管本体の寿命だけとは限りません。丸型蛍光灯が機能しなくなる背景には、複数のパーツによる複合的な要因が存在します。

第一に確認すべきは、蛍光管自体の寿命のサインです。蛍光灯は内部に封入された微量の水銀ガスと電極(フィラメント)のエミッター(電子放射物質)が反応して発光しています。寿命が近づくと、管の端(口金付近)が黒く変色する「黒化現象」が現れます。初期のうちはうっすらとした黒ずみですが、黒い帯が濃くなり、スイッチを入れてから点灯するまでの時間が目に見えて長くなってきたら、フィラメントの寿命が尽きかけている明白な合図です。

第二の見落としがちな原因が、点灯管(グロー球)の劣化です。昔ながらの「カチッ、カチッ」と音を立てて点くタイプの照明器具には、親指ほどの小さな電球のような部品(FG-1E、FG-4Pなど)が装着されています。蛍光管を新品に交換したにもかかわらず点滅が止まらない場合、このグロー球の寿命(バイメタル電極の摩耗)が原因であるケースが全体の約4割を占めます。数百円で購入できる点灯管を交換するだけで、あっさり正常点灯を取り戻す事例は現場取材でも頻繁に確認されます。

第三に、器具そのものの故障です。点灯管を使わない「インバータ式」器具の場合、電子基板のコンデンサ故障やトランスの断線により、ランプを新品にしても全く反応しないことがあります。この場合は器具自体の寿命であり、部品の個別交換による修理は現実的ではありません。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。