現在において「あざまる水産」を使うのは痛いのか、それともまだ通じるのか。SNS(X、Instagram、TikTok)および知恵袋などのコミュニティ掲示板で発信された生の声をサンプリング調査しました。
調査の結果、ネット上の意見は大きく3つに分かれています。
①「完全な死語」と捉える層(現役10代・Z世代後半):
「いま中高生がリアルで言ってたらちょっと古い」「2010年代末のギャル文化を思い出す懐かしい言葉」という意見です。最新トレンドを最優先する層から見ると、現役のJK用語ではなく、すでに歴史的スラングという認識を持たれています。
②「ネタ・親愛表現」として常用する層(20代中盤〜30代):
当時リアルタイムで流行を浴びた世代の間では、「真面目に感謝を伝えるのが照れくさいときに重宝する」「あえて死語を使ってノリを合わせる」という文脈で現役稼働しています。「お菓子くれた同僚に『あざまる水産〜』って返すのが一番角が立たない」といった、コミュニケーションの潤滑油としての評価です。
③「推し活・配信カルチャー」での定着:
VTuberやゲーム配信者の配信チャット欄では、スパチャ(投げ銭)やお礼の定型句として現在も日常的に飛び交っています。一度カルチャーのフォーマットに組み込まれたネットスラングは、一般的な流行サイクルとは別の時間軸で生き残り続ける好例です。