ネット上の情報では「インナーカラーならダメージが気にならない」「簡単に元の黒髪に戻せる」といった手軽さばかりが強調されがちですが、これらには見落としがちな落とし穴があります。
まず、部分的なブリーチであっても、薬剤が触れた箇所の毛髪強度は確実に低下します。特に短髪男性の場合、日々のドライヤー熱や紫外線、ワックスの洗い残しによる摩擦ダメージが局所的に集中し、インナー部分だけが枝毛や切れ毛になるリスクを孕んでいます。
また、「飽きたら表面と同じ黒を被せれば元通り」という考えも危険です。一度脱色した部分に通常の黒染めを行うと、将来的に別のカラーを施す際に染料が残留し、激しい色ムラを引き起こす原因になります。色を戻す際も、色素沈着しにくい専用のトーンダウン剤を選択する必要があります。