5年間の初期契約を無事に勤め上げた隊員には、大きな選択肢と権利が与えられます。部隊で良好な勤務実績を残した兵士には、フランス国籍の取得(帰化申請権)やフランス国内の10年有効な滞在・労働許可証の付与が認められます。また、戦闘で負傷した隊員には「流した血によってフランス人となる(Français par le sang versé)」という特別な帰化制度も用意されています。
フランス外人部隊を除隊した日本人のその後の進路は多岐にわたります。
・軍に残り、下士官や長期契約隊員としてキャリアを積む道
・海外の民間軍事会社(PMC)や要人警護(ボディガード)への転身
・フランス現地で起業、または一般企業に就職する道
・日本へ帰国し、語学力や危機管理能力を活かして民間企業や警備業界で活躍する道
部隊で培った精神力と多国籍環境でのサバイバル能力は、その後の民間生活においても極めて強力な武器となっています。