ごめん・なはり線は、高知県南国市の後免駅から安芸郡奈半利町の奈半利駅までの21駅・全長42.7kmを結ぶ土佐くろしお鉄道の鉄道路線です。路線図を確認すると、高知東部を東西に貫く国道55号線に沿うように敷設されており、地域の生活路線であると同時に観光の大動脈としての役割を果たしています。
この路線のルーツは、旧国鉄時代に四国を一周する鉄道計画の一環として着工された「阿佐線」に遡ります。国鉄の財政悪化により昭和後期に工事が凍結されるという苦難の歴史を辿りましたが、地域住民の熱心な要望を受け、第三セクター「土佐くろしお鉄道」が事業を引き継ぎました。そして2002年7月に悲願の開業を果たし、現在に至るまで四国東部の美しい沿岸部を走り続けています。