映画だけでなく、漫画原作のハイクオリティな実写ドラマも三億円事件の真相解明に独自の切り口を提供しています。
フジテレビ大型特番として放送された『モンタージュ 三億円事件奇譚』は、長崎・軍艦島を舞台に絡め、奪われた三億円の紙幣番号リストを巡る壮大な逃走劇を描きました。一方、TBS系で放送された『クロコーチ』は、「事件の犯人は警察幹部の息子であり、奪われた三億円は今も警察の秘密資金(桜吹雪会)として運用されている」という過激なタブーに踏み込み、長瀬智也演じる悪徳刑事のダークヒーローぶりが絶賛を浴びました。どちらも単なる過去の事件にとどめず、現代社会の権力構造と結びつけることでサスペンスの強度を高めています。