端正な佇まいと確かな演技力で、ドラマや映画、舞台に欠かせない存在であり続ける仲村トオル。私生活においては、妻・鷲尾いさ子が抱える病と向き合い、家事や身の回りの世話を一手に引き受けてきた「家庭人」としての顔を持っています。報道各社や舞台関係者の証言によると、仲村トオルは撮影現場に私情を持ち込むことは一切なく、現場と自宅を往復しながら早朝の弁当作りや送迎を当たり前のようにこなしてきたと伝えられています。
2013年に女性週刊誌が報じた内容によれば、鷲尾いさ子は歩行時にふらつきが生じたり、手先の細かな動作が困難になったりする症状を抱え、外出時には夫や家族の肩を借りる場面も見受けられたとされています。仲村トオル自身、過去のインタビューにおいて「特別なことをしている意識はなく、家族として当然の日常を送っているに過ぎない」という趣旨の発言を控えめに残しており、悲壮感を漂わせることなく淡々と日々の生活を守り続ける姿が印象的です。
現在も仲村トオルの俳優としての活動ペースは衰えていません。過密なスケジュールをこなしながらも家族との時間を最優先に据えるライフスタイルは、30代・40代の働き盛りから円熟味を増した現在に至るまで、まったく揺らぎがありません。