甲南大学の公募入試を突破する最大の関門は、独自作成される英語試験の攻略だ。パスナビなどの過去問データベースを紐解けば明らかなように、出題形式は基礎から標準レベルの文法・語彙力、そして中長編の読解問題で構成されている。難解な奇問こそ少ないものの、試験時間に対する情報処理量が極めて多い。
長文読解では、段落ごとの要旨を素早く掴むパラグラフリーディングの精度が問われる。設問の選択肢には紛らわしいトラップが巧妙に配置されているため、本文の該当箇所と照合するスピードを極限まで高めなければならない。大問ごとの時間配分をあらかじめ分単位で固定し、残り10分を見直しに充てる訓練を繰り返した者だけが、合格最低点を安定して超えていく。