近年、若者世代を中心にスピード婚へのハードルが下がっている背景には、動画配信サービスやメディアの影響がある。とりわけABEMAで話題を呼んだいきなりマリッジをはじめ、Netflixなどで配信される恋愛リアリティ番組の存在感は大きい。
初対面の男女がそのまま結婚生活や同棲生活をスタートさせ、関係性を深めていくプロセスを描くコンテンツは、視聴者に「恋愛の手順を省略してダイレクトに相性を確かめる」という新しい価値観を提示した。ダラダラと付き合うよりも、最初から「結婚」という目標を共有して向き合う方が効率的ではないかという、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する現代的な心理がそこには垣間見える。