司法の場での判断が下されたことを受け、日本野球機構(NPB)および埼玉西武ライオンズは、選手に対する処分を検討した。不起訴処分となったとはいえ、事態の重大性と社会的な影響を鑑み、球団側は山川に対して無期限の公式試合出場停止処分という厳しい制裁を科すことを発表した。
この決定により、山川はシーズンの大半を三軍での単独練習や反省の日々として過ごすことになった。ファンやスポンサーへの謝罪、そして一人の人間としての再起を模索する日々が続いた。一球一球に賭ける選手としての全盛期に試合へ出場できないという事態は、彼自身のキャリアにとって極めて大きな空白を生み出すこととなった。
試合に出られない期間中も、彼はグラウンドの外で個人のトレーニングを黙々と続け、自らの行動を深く省みる時間を過ごしたとされる。プロ野球選手が背負う社会的な責任の重さを、改めて球界全体に強く印象付ける出来事であった。