バレーボールのルール変更を徹底解説!サーブやリベロ改定の真相

バレーボールのルール変更を徹底解説!サーブやリベロ改定の真相

バレーボールのルール変更を徹底解説!サーブやリベロ改定の真相の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。

「昔はサーブ権がないと点が入らなかったのに、なぜ今は1本ごとに点が入るのか?」「リベロがコート上でキャプテンマークをつけているのはなぜか?」といった疑問の声は、一般の観戦者のみならず、かつて部活動などで競技に打ち込んでいた経験者からも多く寄せられています。バレーボールがこれほど頻繁にルール改定を行ってきた最大の理由は、「テレビ中継・商業化への適合」と「試合テンポの高速化」という明確な興行戦略にあります。

1990年代後半までのバレーボールは、サーブ権を持つチームしか得点できない「サイドアウト制」を採用していました。この時代は、実力が伯仲すると1セットが1時間を超え、総試合時間が3時間以上に及ぶことも珍しくありませんでした。その結果、テレビ放送の枠に収まらず中継が途中で打ち切られたり、選手の肉体的疲労が極限に達して怪我のリスクが高まったりするという深刻な課題を抱えていたのです。

国際バレーボール連盟(FIVB)は1998年、サーブ権の有無に関わらずラリーに勝った側に1点が入る「ラリーポイント制」を25点マッチ(第5セットのみ15点)として公式導入しました。この大改革によって1試合の所要時間は平均約90分〜120分に安定し、世界的な放映権ビジネスとスタジアム興行の基盤が確立されたという歴史的変遷があります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。