「貧乏草」という俗称から、花言葉もネガティブなものを連想しがちですが、実際にはどちらも極めて美しく前向きな花言葉が与えられています。
ハルジオンの花言葉は「追想の愛」です。春の陽光の中でどこか儚げに咲く姿や、蕾がうなだれるように下を向く仕草が、過去の淡い思い出や恋心を静かに偲ぶ情景を想起させることから名付けられました。
一方、ヒメジョオンの花言葉は「素朴で清楚」です。野原で真っ直ぐに茎を伸ばし、白くすっきりとした小花を咲かせる姿が、飾らない自然体の美しさを象徴しています。
都市部では雑草として刈り取られる対象でありながら、植物そのものが持つ本来の美質は、昔から多くの文人や園芸愛好家によって高く評価されてきたのです。