SNSや匿名掲示板では「店員が威圧的ではないか」「初心者は冷遇されるのでは」といった極端な言説が散見されることがあります。しかし、現場取材を通じて見えてくるのは全く異なる光景です。
実際にカウンター越しに見るスタッフの所作は、無駄口を叩かず黙々と串を焼き続ける「実直な職人肌」そのものです。ピーク時の店内は戦場のような忙しさとなるため、過剰なおもてなし接客はありませんが、注文に対する受け答えは簡潔かつ的確であり、困っている初見の客にはさりげなくおすすめを教えてくれる温かさがあります。
「厳しい」と感じる人がいるとすれば、それは大声で騒ぐ泥酔者や、長時間のスマホ操作で串を冷ましてしまう客に対して、店側が毅然とした態度でマナーを求めている瞬間を目撃したからに他なりません。良質な空間を全員で共有するための規律が保たれているからこそ、女性の1人客や落ち着いて酒と肴を愛でたい呑兵衛が安心して集えるのです。