この楽曲のコード進行の美しさは、ギター以外の楽器でも存分に楽しむことができます。特にウクレレとピアノでの演奏アプローチを押さえておくと、合奏やアレンジの幅が格段に広がります。
ウクレレ(Key: C)でのアプローチ:
ウクレレは4本の弦で構成されているため、バレーコードが苦手な方でも手軽にコードを押さえられます。キーをCに設定した場合の基本コードは以下の通りです。
・C:1弦3フレット(薬指)
・G7:1弦2フレット(中指)、2弦1フレット(人差し指)、3弦2フレット(薬指)
・Am:4弦2フレット(中指)
・Em7:1弦2フレット(中指)、3弦2フレット(人差し指)※Emの代わりにEm7を使うと簡単かつおしゃれな響きになります
・F:2弦1フレット(人差し指)、4弦2フレット(中指)
ウクレレ特有の軽やかなコロコロとした音色が、素朴な歌詞の温かみを一層引き立ててくれます。
ピアノ・キーボードでのアプローチ:
ピアノコード譜を演奏する場合の醍醐味は、左手のベースラインと右手のボイシング(和音の積み重ね)の自由度にあります。『悲しくてやりきれない』では、コードのルート音が「F → F/E(FonE) → Dm → Dm/C」のように1音ずつ階段状に下がっていくクリシェ(ベースライン下降)を取り入れると、原曲のオーケストレーションやピアノ伴奏特有の深みが見事に再現されます。