実際に市場前駅からペデストリアンデッキを歩くと、雨に濡れることなく各施設へ直接移動できる洗練された都市構造に驚かされます。まずは市場エリアからその実態を見ていきましょう。
見学ルートの営業時間とマグロ競りの迫力
一般来場者が利用できる豊洲市場の見学ルートと営業時間は、基本的に午前5:00から午後15:00頃まで(水曜・日曜・祝日などの市場休業日を除く)となっています。名物の「マグロの競り」を間近で見学できる専用デッキ(事前抽選制エリア)は午前5時台から熱気に包まれ、事前予約なしでも見学者通路からガラス越しに競りの臨場感や仲卸売場のスケールを体感できます。広大な施設内は案内サインが整備されており、管理施設棟・水産卸売場棟・水産仲卸売場棟・青果棟の4エリアを巡るだけでも十分な見応えがあります。
「インバウンド丼」の実態とランチおすすめの選び方
メディアで頻繁に取り上げられる市場前駅の食べ歩きや海鮮丼ですが、SNS上では「1杯5,000円〜1万円超のインバウンド向け高額丼ばかりではないか」という疑問が渦巻いています。編集部の実地調査によると、確かに1万円前後するウニ・本マグロ山盛りのプレミアム丼を提供する店舗も存在しますが、一方で2,000円〜3,500円前後で職人が腕を振るう本格海鮮丼や定食を提供する店舗も多数共存しています。
市場前駅のランチおすすめとしては、市場関係者が昔から通い詰める市場内(管理施設棟・水産仲卸売場棟)の老舗鮨店、海鮮フライの銘店、あるいは千客万来の路地裏に位置する実力派店舗を狙うのが賢明です。過度な装飾を排し、仲卸直営で確かな目利きに裏打ちされた鮮魚を出す店舗を選べば、価格以上の感動を味わうことができます。