フリーハンドで綺麗な星を描こうとすると、十中八九、最後の線が始点と噛み合わなくなる。これを一瞬で解決する黄金比メソッドが「正五角形の内接法」だ。まず薄い円を描き、時計の文字盤をイメージして均等な5つの点を配置する。頂点を「12時」「2時24分」「4時48分」「7時12分」「9時36分」の位置に打つだけで、骨格は完成する。
さらに現場のプロが実践する裏技として、中心点から伸びる「10本のガイドライン」を活用する手法がある。中心から外側へ等角度(36度ずつ)に放射状の線を伸ばし、長い線と短い線を交互に配置して先端を結ぶ。この比率を「外径:内径=1:0.382」に設定すると、最もエレガントに見える星のアウトラインが立ち現れる。これさえ知っていれば、誰でも手ブレ知らずで端正な星を描き出すことが可能だ。