日本のテレビ文化史に刻まれた「ガチャピン」の存在も忘れてはならない。恐竜の子供という設定でありながら、スキーやスキューバダイビング、果てはスカイダイビングまで完璧にこなすスポーツ万能な姿は、世代を超えて親しまれてきた。緑色のコロンとしたフォルムは、見る者に無条件の安心感を与える。
対照的に、西洋のアニメーション界で緑の常識を覆したのが映画『シュレック』だ。従来の美しい王子様像を打ち破り、緑色の怪物(オーガ)を主人公に据えた本作は、皮肉とユーモア、そして真実の愛を描いて世界中で大ヒットを記録した。東洋と西洋、文脈は違えど、緑色のキャラクターたちは常に既成概念を壊し、新たな物語の扉を開いてきたのだ。