現代のバラエティシーンにおいて、最も知的な色気を放ち続けているトップランナーといえば川島明(麒麟)に他ならない。朝の帯番組で見せる鮮烈な回し、パネラーの魅力を200%引き出す瞬発力、そして心地よく響く低音ボイス。その佇まいには、長年培われた技術と清潔感が同居している。
TVerの再生数ランキングでも、川島がMCを務める番組は常に上位常連だ。どれほどカオスな展開になろうとも、彼の一言が放たれればカチリと美しいオチへと収束する。その安心感と、時折見せるブラックな切れ味のギャップが視聴者を虜にする。派手な自己主張をせずとも滲み出る洗練された大人のスマートさは、まさに現代における理想の芸人像を体現している。