見慣れない名称から怪しまれがちな本システムですが、その出自はきわめて由緒ある国産テクノロジーです。開発を手がけたのは、京都に本社を置くオムロンソフトウェア株式会社。同社はオムロン創業者である立石一真が掲げた「企業は社会の公器である」という理念のもと、日本のソフトウェア開発産業を草創期から支えてきた名門企業です。
iWnn(アイウーノン)は、フィーチャーフォン(ガラケー)の時代から日本のモバイル文字入力を支えてきた「Wnn」シリーズの系譜を引く超軽量・高速な入力エンジンです。かつてGoogle LLCが初期のAndroid OSを開発した際、日本語入力環境の基盤としてオープンソース提供された「OpenWnnプロジェクト」も同社の技術がベースになっています。