冬道の情報収集において、初心者が陥りがちな典型的な誤解が「ライブカメラで雪が降っていないように見えるからノーマルタイヤでも大丈夫」という判断です。
広角レンズで撮影されたカメラ映像は、解像度や露出補正の関係で細かな氷の膜や薄い圧雪を路面舗装と誤認させることがあります。また、カメラが設置されているのは基本的に開けた直線部や施設前が多く、トンネル出口直後の急カーブや日陰の橋梁部といった最も凍結しやすい「死角」は映し出されていません。
気温がマイナスを下回る日は、たとえ快晴でカメラ映像が明るく見えていても、路面温度は氷点下のままです。画面上の天候だけでなく、併記されている気温表示や路面温度計の数値をセットで確認するリテラシーが欠かせません。