Q1:喘息の痰を出し切るために、市販のうがい薬やトローチは効果がありますか?
A1:喉の奥を潤す一時的な気休めにはなりますが、喘息の痰は喉(咽頭)ではなくさらに奥深くの気管支から発生しているため、うがい薬やトローチで根本的に痰を減らしたり出しやすくしたりする効果は期待できません。むしろメントールなどの強い刺激成分が過敏な気道を刺激して咳発作を誘発することもあるため注意してください。
Q2:吸入ステロイド薬を使い始めてから、かえって喉に痰が絡むように感じるのはなぜですか?
A2:吸入後の「うがい」が不十分である場合、口や喉の粘膜に薬剤の粉末や粒子が残留し、咽頭粘膜の局所的な免疫低下やカンジダ菌の繁殖、あるいは乾燥感を引き起こして違和感や痰のような絡みを感じることがあります。吸入直後は必ず喉の奥を鳴らすガラガラうがいと、口の中をゆすぐブクブクうがいを念入りに行ってください。
Q3:水分補給は冷たい水でも問題ありませんか?
A3:冷たい飲料は避けてください。冷気や冷たい液体が咽頭を通過する刺激そのものが気管支平滑筋の攣縮(れんしゅく)を引き起こし、喘息発作や激しい咳き込みを誘発する引き金になります。痰を薄める目的で水分を摂る際は、常温の水、白湯、カフェインの入っていない温かい麦茶などを選ぶのが理想的です。