中学1年生の冬、有村は「女優になる」という揺るぎない決意を固める。それは単なる夢物語ではなく、自らの足で歩み出すための切実な目標だった。地元の芸能事務所ではなく、大手プロダクションのオーディションを自ら探し出し、何度も応募を重ねた。
しかし、道は決して平坦ではなかった。最初のオーディションでは落選を経験。体型管理や関西弁のアクセントの修正など、提示された課題に対して徹底的に自分を磨き上げた。一度の不合格で諦めることなく、課題を一つひとつクリアして1年後に見事合格を掴み取った粘り強さは、幼少期から培われた不屈の精神そのものだった。