「針で突けば白い芯が出そう」「市販のイボ取りクリームで治せるのでは」と考える人もいますが、自己処理は極めて危険です。目の周りはティッシュペーパー1枚分ほどの薄さしかなく、爪や市販の器具で無理に押し出そうとすると、真皮層を傷つけて色素沈着やクレーター状の瘢痕(キズ跡)が残る原因になります。
また、ドラッグストアで購入できる市販のイボ治療薬や角質ケア製品(サリチル酸配合軟膏など)は、目の周囲への使用が禁忌となっているものが大半です。強い角質溶解成分が眼球に入ると、角膜炎や重篤な眼障害を引き起こすリスクがあります。
良性腫瘍の多くは放置しても命に関わることはありませんが、汗管腫のように加齢とともに融合して広がっていくものや、ごく稀に「基底細胞がん」などの悪性腫瘍が初期のできものに酷似しているケースもあります。自己判断での放置や不適切なケアは避け、正しい診断を受けることが大切です。