二人の関係が公になったのは、1996年6月のことでした。ドラマ『ワイルドで行こう!』での共演をきっかけに交際へ発展した二人は、喜多嶋さんの妊娠3か月を契機に、いわゆる「できちゃった結婚」を発表します。当時、光GENJIの大沢樹生としてのカリスマ的人気を誇っていた大沢さんと、女優として確固たる地位を築いていた喜多嶋さんの結婚は、トップスター同士のビッグカップル誕生としてワイドショーを連日賑わせました。
翌1997年1月、待望の長男・零次(れいじ)さんが誕生。しかし、幸福な家庭生活は長くは続きませんでした。2005年9月、約8年間の婚姻関係に終止符が打たれます。当時発表された大沢樹生・喜多嶋舞の離婚理由は「性格の不一致や生活スタイルのすれ違い」とされ、当初は喜多嶋さんが持っていた親権も、2007年には大沢さんへと移育されるという異例の展開を辿りました。大沢さんはシングルファーザーとして、感音性難聴のハンディキャップを抱える長男を懸命に育て上げ、その献身ぶりは世間からも高く評価されていました。
ところが2013年12月、週刊誌『週刊女性』のスクープ記事が列島に走る激震となります。記事が報じたのは、大沢さんが受けた大沢樹生・喜多嶋舞のDNA鑑定の結果、長男との血縁関係が存在しない「確率0%」という判定が出たという衝撃の事実でした。報道直後に開かれた大沢樹生さんの記者会見で、大沢さんは時折言葉を詰まらせ、大粒の涙を拭いながら「自らの遺伝子を受け継いでいない」という科学的現実と、手元で愛情を注ぎ続けてきた16年間の葛藤を赤裸々に語り、世間は騒然となりました。