この関係性をより明確に理解するために、両家を取り巻く系図の関係性を整理してみましょう。麻生太郎氏を中心とする「華麗なる一族」の親族網は、近現代の日本政治史・経済史そのものといっても過言ではありません。
麻生太郎氏の祖父は戦後の名宰相・吉田茂元首相であり、曽祖父には明治の元勲・大久保利通が名を連ねます。さらに妹の信子さまが1980年に寛仁親王(昭和天皇の甥)に降嫁されたことで、麻生家は天皇家・皇室の親戚一覧にその名を刻みました。
一方の高円宮家は、昭和天皇の末弟である三笠宮崇仁親王の三男・憲仁親王が創設された宮家です。寛仁親王と憲仁親王は実の兄弟(親王同士)であるため、「寛仁親王妃信子さま(麻生太郎氏の実妹)」と「高円宮妃久子さま(鳥取久子さま)」は義理の義姉妹という非常に近い関係性にあります。政界首脳としての麻生氏と、皇室行事で中心的役割を担う久子さまの接点は、この強固な皇室ネットワークによって裏打ちされています。