スペック表や広告コピーだけでは見えてこないのが、実際の生活現場における使用感です。ディーラー営業担当者への聞き取りや、オーナーコミュニティにおける数千件の投稿を精査すると、いくつかの明確な傾向が浮き彫りになります。
まず、女性向け軽自動車人気モデルとして圧倒的な支持を保つスズキの「アルトラパン」や「ワゴンRスマイル」、ダイハツの「ムーヴキャンバス」についてです。購入者が口を揃えるのは、「適度な車高(全高1,650mm前後)による見切りの良さ」と「日焼けを防ぐ全ガラスのUV・IRカット機能」の重要性です。「スーパーハイトワゴンは天井が高すぎて洗車が大変だし、立体駐車場に入らない。キャンバスやスマイルのスライドドアが一番扱いやすい」という声は非常に多く、生活実態に即したサイズ感が支持されています。
一方で、スーパーハイトワゴン評判における不満点として頻出するのが、「強風時の高速道路における横揺れ」と「合流時の加速不足」です。車高が1.75mを超え、車両重量が1,000kgに達するボディを660ccの自然吸気(NA)エンジンで動かす場合、大人3人以上の乗車や上り坂ではアクセルペダルを床まで踏み込む必要が生じます。実際のオーナーからは「燃費を気にしてNAにしたが、エンジン音がうるさく、結局アクセルを踏むためカタログ燃費から大きく落ち込んだ。ターボにしておけばよかった」という手記が後を絶ちません。