Q1:夜間に突然の腰痛で動けなくなった場合、救急車を呼ぶ目安は何ですか?
A1:痛みの激しさで自力歩行が完全に不可能であることに加え、「冷や汗が出る」「意識が遠のく感じがする」「38度以上の発熱がある」「激しい吐き気・嘔吐を伴う」「下腹部の激痛や不正出血がある」場合は、躊躇なく119番通報してください。腹腔内出血や急性感染症など、分単位での治療を要する内科的・婦人科的エマージェンシーの可能性が高いためです。
Q2:ぎっくり腰だと思って整形外科を受診しても、婦人科や内科の病気は見つけてもらえますか?
A2:一般的な整形外科クリニックではレントゲン撮影を中心に骨や関節を診察するため、初期段階で子宮や卵巣、腎臓の微細な病変を捉えることは困難です。ただし、熟練した医師であれば問診や可動域検査で「整形外科的疾患の所見と合致しない」と判断し、適切な診療科へ紹介状を発行します。もし安静時痛や熱感があるなら、受診時に「内臓から痛むような感覚がある」「熱や生理の異常がある」と自ら主訴を明確に伝えることが重要です。
Q3:生理前にいつも急な腰痛が起きますが、これは体質として諦めるべきでしょうか?
A3:決して体質の一言で諦めて放置してはなりません。生理周期に連動して日常生活に支障をきたす急激な腰痛が起きる場合、背後に「子宮内膜症」や「子宮腺筋症」が進行している可能性が極めて濃厚です。低用量ピルや黄体ホルモン製剤によるホルモン療法で劇的に改善するケースが多いため、我慢を美徳とせず、早期に婦人科で経膣超音波検査やMRI検査を受けることを強く推奨します。