開票作業の開始直後から、トランプ陣営の勢いは終始盤石でした。勝敗の鍵を握るとされたスイングステート(激戦州)全7州において、ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンなどの「ラストベルト(赤さび地帯)」だけでなく、アリゾナやジョージアなどのサンベルト地域でもトランプ氏が勝利を収めました。
議会選挙においても、共和党が上院の過半数を奪還し、下院でも多数派を維持する見通しとなったことで、大統領と議会の双方が同じ党によって支配される「トリプルレッド」が確定しました。法案や閣僚人事を迅速に進められる体制が整ったことは、今後の政策執行スピードに直結します。民主党は強固とみられていた伝統的な支持基盤を切り崩され、痛烈な後退を余儀なくされました。