どれほど優れたカットを施しても、スタイリング剤選びとドライヤーの使い方を誤ると台無しになります。油分やツヤが強すぎるポマードやジェルは毛束感を作りすぎて地肌が目立つため、生え際後退スタイリング剤には油分が少なく軽い質感の「クレイ系ワックス」「ドライパウダーワックス」を選ぶのが正解です。
毎朝のシルエットを盤石にするアップバングセット手順は以下の通りです。
ステップ1(ベースブロー):
髪全体を一度根元から濡らし、タオルドライ後にドライヤーの温風を当てます。下を向いて後頭部から前へ向けて乾かした後、前髪の中央部分にだけ下から風を当てて根元を立ち上げます。このドライの段階でシルエットの8割が決まります。
ステップ2(ワックスの塗布):
枝豆1粒程度のワックスを手のひら全体と指の間にしっかり伸ばします。生え際からつけると重みで潰れるため、「後頭部→トップ→サイド」の順で根元付近になじませます。
ステップ3(前髪の調整とキープ):
手に残ったごく少量のワックスで前髪の中央を立ち上げ、M字の角部分は下ろして馴染ませます。最後にハードスプレーを頭部から20cmほど離して全体に吹きかけ、風による乱れを防ぎます。