プロ直伝!着物のわかりやすいたたみ方で絶対シワにならない完全版

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ネット上の情報や自己流の保管には、着物の寿命を縮める致命的な誤解が散見されます。業界関係者が警鐘を鳴らす代表的なNG行動をまとめました。

NG行動1:洋服用のハンガーに何日も掛けっぱなしにする
洋服ハンガーは肩幅が狭く、着物の重みが肩の一点に集中するため、型崩れや「筋伸び」の原因になります。必ず腕まで真っ直ぐ伸びる伸縮式の着物専用ハンガーを使用し、陰干しが完了したら速やかにたたんで平置き保管してください。

NG行動2:脱いですぐにたとう紙へ密閉収納する
着用後の着物には、コップ1杯分相当の体温と汗の湿気が残っています。そのまま「たとう紙」に入れてタンスにしまうと、内部で湿気がこもり、半年後には黄変やカビが発生します。

NG行動3:たとう紙を10年以上買い替えていない
たとう紙(文庫紙)は単なる包み紙ではなく、優れた吸湿・調湿機能を備えた和紙です。年数が経つと紙自体の吸湿限界を超え、茶色い斑点(湿気のサイン)が現れます。2〜3年に1回の定期交換が着物を守る防波堤となります。

NG行動4:複数の防虫剤を同じ引き出しに混ぜて入れる
ナフタリン、パラジクロルベンゼン、しょうのうなど、異なる成分の防虫剤を併用すると、化学反応を起こして薬剤が液化し、着物にシミを作ったり金箔を溶かしたりします。防虫剤は1種類に統一するのが鉄則です。

NG行動5:プラスチック製衣装ケースに長期間密閉する
通気性のないポリプロピレンケースに密閉すると、湿気が逃げ場を失います。どうしてもプラスチックケースを使用する場合は、着物用除湿シートを底と上に敷き、半年に一度は空気の入れ替えを行ってください。

山田 真由
著者

山田 真由

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