インターネット上の掲示板やSNS検索において、「創価学会 芸能人」というキーワードとともに最も多く検索されるのが「学会員による芸能界の支配」や「脱会したタレントへの圧力」に関する疑惑です。
こうした噂が広まった背景には、昭和から平成のテレビ全盛期において、人気バラエティ番組に芸術部所属のタレントが多数出演していた時期があったことが影響しています。当時の一部ゴシップ誌では「キャスティングの裏に学会枠がある」「勧誘を断ったタレントが干された」といった扇情的な見出しが頻繁に躍りました。
しかし、メディア研究の専門家や民放番組関係者の客観的な調査によると、事実は大きく異なります。
芸能界におけるキャスティングは、あくまで「視聴率が取れるか」「スポンサー受けが良いか」「制作予算とスケジュールの合致」という極めてシビアな商業論理で動いています。久本雅美や柴田理恵らが長年MCやひな壇で重宝されてきた最大の理由は、生放送でも崩れない抜群のトーク力とリアクション技術、共演者を立てる現場対応力というタレントとしての純粋な実力にあります。
また、「三色(赤・黄・青)の衣装やグッズを身につけているから信者だ」というネット上の判定方法も、極めて信憑性の低い俗説です。スタイリストが選定したトレンドカラーやブランドのデザインを意図的に結びつけたこじつけが多く、事実誤認の温床となっています。