中古バスボートの現物確認を行う際、内外装の綺麗さだけに目を奪われてはいけません。見栄えはバフ掛けやカーペット張り替えで容易にごまかせますが、動力系と骨格のダメージは致命傷になります。内見時には以下の部位を重点的に確認してください。
- トランサムの剛性とクラック:エンジンをチルトアップさせ、ロアケースを上下に揺らした際にトランサム周辺のFRPにしなりやひび割れが生じないか。
- 船体底面(ハル)の補修歴:過去に座礁やトレーラー当てによる浸水・剥離修復跡がないか、ストリンガー(補強桁)に浮きがないか。
- 船外機(エンジン)の稼働時間と圧縮圧力:アワーメーターの数値だけでなく、専門店でダイアグチェックを行い各気筒のコンプレッション(圧縮比)が均等に保たれているか。
- 電装系・配線ハーネスの腐食:ビルジポンプ、ライブウェルポンプ、魚探のネットワーク配線が劣化して漏電や接触不良を起こしていないか。
- トレーラーのベアリングとリーフスプリング:ハブベアリングのガタつき、グリス漏れ、板バネの著しい赤サビがないか。
また、資金計画においてはボートローンの選択が鍵を握ります。販売店の提携クレジットは審査がスピーディーである反面、金利が高めに設定される傾向があります。マイカーローンに準じた低金利で利用できる地方銀行の「マイボートローン」や多目的ローンを事前に仮審査しておくことで、総支払利息を数十万円単位で圧縮することが可能です。