こうした高付加価値なチルド食品の進化を後押ししているのが、生鮮・冷蔵品の流通網の劇的な進化だ。重い荷物を運ぶ必要がなく、指定時間に対面または置き配で受け取れるイオンネットスーパーの浸透により、週末のまとめ買い需要としてチルドハンバーグを選ぶ家庭が急増している。
さらにAmazonフレッシュなどのクイックコマースを活用すれば、都心部であれば最短数時間で鮮度抜群のチルド品が手元に届く。仕事帰りの電車内でスマートフォンから注文し、帰宅とほぼ同時に届いたハンバーグを湯煎するだけ。外食する気力すら残っていない多忙な夜でも、妥協のない本格ディナーが数分で完成する。流通インフラの進化が、チルドハンバーグのポテンシャルを極限まで引き出している。