2014年のエンターテインメント業界は、子供から大人まで全世代を巻き込む巨大ムーブメントが席巻しました。その筆頭が妖怪ウォッチ社会現象ブームです。ゲームから火がついた人気はアニメ展開で加速し、主題歌「ようかい体操第一」のダンスが大流行。関連トイの「妖怪メダル」は発売日ごとに徹夜の長蛇の列ができ、転売問題がニュースで報じられるほどの異常事態となりました。
映画界ではディズニーアニメーション『アナと雪の女王』が大ヒットを記録。日本国内の興行収入は255億円を突破し、歴代興収上位に食い込むメガヒットとなりました。劇中歌「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」(松たか子/May J.)は街中に鳴り響き、「ありのままで」は人々の生き方を象徴するキーワードとなりました。
2014年流行語大賞まとめでは、お笑いコンビ・日本エレキテル連合の「ダメよ〜ダメダメ」と、政治課題となった「集団的自衛権」の2語が年間大賞をダブル受賞。「妖怪ウォッチ」「ありのままで」「壁ドン」「レジェンド」など、ポップカルチャーと社会情勢の双方がバランスよく反映されたラインナップとなりました。
2014年ヒット曲ランキングを振り返ると、CDセールスではAKB48の「ラブラドール・レトリバー」や「心のプラカード」などミリオンセラーがチャート上位を独占。一方で、音楽配信やカラオケシーンでは『アナ雪』楽曲に加え、SEKAI NO OWARIの「Dragon Night」や秦基博の「ひまわりの約束」がロングヒットを記録し、音楽の受容形態がフィジカルからデジタルへと急速にシフトし始めた時期でもありました。
2014年芸能ニュース真相としては、国民的長寿番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』が3月31日にグランドフィナーレを迎えました。最終回特番では、明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず、爆笑問題、ナインティナインが一つのステージ上に集結するという奇跡の共演が実現し、テレビ史に残る伝説的な一夜となりました。